言わずと知れた、我師匠の名店です。
令和4年刀剣はたや居合道事業部を引き継いで、独立開業させて頂きました。
日本刀剣販売処
越前 新刀
| 刃長 | 39.4㎝(1尺3寸) | 反り | 0.9 |
|---|---|---|---|
| 穴 | 1 | 刃文 | 互の目 |
| 元幅 | 29.5.㎜ | 元重 | 6.3㎜ |
| 物打幅 | 26ｍm 切先から15㎝計測 | 物打重 | 5.1mm |
| 横手幅 | 23mm 切先から5㎝計測 | 横手重 | 4.9mm |
| 裸身 | 378g | 鞘払い | 560ｇ |
備考：・変わり塗小刀拵え ・海老図小柄 ・小刀 10.5㎝
・総全長 58㎝ ・総重量710g（小柄含む） ・柄長 13㎝
・縁 3.8㎝ ・頭 3.48㎝ ・鐺 3.7㎝
鎺 銀着 30g
脇差 無銘 伝 兼法 保存会鑑定 新刀 寛永1624年頃 【1尺3寸 39.4㎝ 抜身560g】 YW-12 本体価格22万円
販売価格
242,000円（税込）
在庫
1
| 状態評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 重心 3 |
先（切先） | やや先 | 中間 | やや手前 | 手前（鍔） |
| 斬り 2.5 |
竹斬り | 藁竹両様 | 藁斬り | 藁良斬り | 藁特良斬り |
| 刃音 1 |
樋なし | 音弱い | 音並 | 音良い | 音特良い |
| 鑑賞 3 |
要鑑賞研ぎ | ヒケ、鍛傷、 うす錆有 | 古研ぎ | ほぼキレイ 切先わずかにスレあり | >研ぎ上げ済 |
| 柄 4 |
要工作修理 白鞘 |
巻きほつれ有 | 使用可能 | ほぼ綺麗 幕末 |
柄巻新工作済 |
| 鞘 4 |
要工作修理 白鞘 |
ひび割れ少 | 塗り少傷 小へこみ有 |
時代本歌鞘 |
新工作済 |
■コメント
変わり塗が特徴的な脇差が入荷しました。
兼法は、室町末期から江戸初期にかけて本国美濃より分派した同名の刀工が多数おります。
その中で越前兼法とは、美濃の関より江戸初期に越前へ移住した刀工で越前新刀の祖となり活躍したことで有名です。
同工の活躍年代は明らかで「慶長五年三月日」及び「慶長十二丁未八月吉日」紀などの年紀を有する作が少ないですが現存しています。
作風は、刃の出来・鑢目（鷹の羽）などに室町後期の美濃物の色合が濃く示されております。
本作の兼法は、江戸時代初期寛永頃の作品と思われます。
お刀を見ていきます。
姿は薙刀直し造りで、腰元に薙刀樋が入り重ね厚めに切先は乱れて入って丸く深めに返っています。
基本匂い出来ですが、刃中働きが小沸ついております。
現状古研ぎなのでよく見ると小錆びヒケも有りますが、格安で研ぎも承りますので、ご一考ください。
次に拵えが渋くて特徴的です。
縁頭は夜空の星と水面に映る星、目貫は水面に映る月と水鳥です。
巻は革に漆塗です。
鞘は本漆の黒石目と赤茶石目の変わり塗です。塗り替わり場所には蝋色漆で縫い線のように点線上にラインが有ります。
また栗型は、鉄で銀を挟んだ合わせ造りで、銀地には唐草模様が彫り込まれています。
良く見えない所までしっかり造られております。
鍔は信家在銘の脇差鍔で桐紋が彫られています。
お好きな方、ご連絡お待ちしております。
※海外発送は政府輸出書類取得と送料で35000円頂きます。期間は1カ月～2か月です。
国により発送できな場合もありますので、事前にメールで連絡をください。
※スペックについては手計の為、多少の誤差があります。
※元幅はハバキのすぐ上を計測、物打は切先から約20cmで計測しています。斬りについては体配についての評価です。刀の状態によっては試斬研ぎを必要とする場合があります。（別途相談）
※状態評価については店主の主観です。状態を保証するものではありません。
※鍔の変更による重心移動、樋の深彫による音の改善、重量軽減、柄の変更、鞘塗、鑑賞研ぎ、居合研ぎ、試斬抜刀研ぎ等、各種ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。
