商品サイズ
送料3000円柄長×鞘長 |
・ 30㎝ 一尺 × 102㎝ 三尺三寸七分 ・全長 132㎝ |
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金具 | 素赤地一作時代本歌 ・縁 42.6mm ×頭 39.2㎜ ・目貫 80mm 竿に魚籠図 × 85mm 杖に傘図 ・鯉口金具幅 48.5mm ・鯉口筒金具長16.5㎝ ・栗型 37mm ・責め金具1 42.7mm ・責め金具2 41.6mm ・鐺33mm×40.5 |
重さ | ・ 1150g (拵え全体つなぎ含む) ・665g(鞘のみ) ・鍔 7.9㎝×7.9㎝ 154g 本歌時代 素赤槌目地 |
つなぎ | ・ 刃長96.2㎝ 3尺1寸7分 反り23mm 元重7.4㎜ 元幅33㎜ ・鎺 元幅36.7㎜ 元重14.2㎜ ・茎(鎺下) 長さ20.3㎜ 元重7.6㎜ 元幅30.0㎜ ・茎尻重 5.8㎜ 幅20.4㎜ |
コメント
希少珍品 林崎抜刀(居合)術、長刀拵えが入荷しました。
居合術の祖、林崎 甚助 源 重信は居合修行者なら必ず聞いたことがある人物です。
林崎甚助が開いた流派は、神夢想林崎流、林崎流、林崎夢想流などと呼ばれています。
この他に神夢想林崎流から分かれた多くの流派(無双直伝英信流、民弥流、水鴎流など)の系譜では、林崎甚助は初代となっており、江戸期以降、林崎甚助に教受された弟子たちの業を見聞きした武芸者や修行者が独自に居合を創作する例もあるなど、その影響力はとても強く現代居合道に脈々と続いております。
さて、この拵えですが、
巻はほつれていたのでまき直し、元の金具で作り直してあります。
柄下地は平成辺りに作り直した物と思われます。
鞘も漆塗り割れていたので、石目塗に再塗装し、稽古使用に耐えられるように修理済です。
この拵えは、実際に林崎流の先生に手に取って、確認して頂きました。
長刀なのは勿論、補強された長い鯉口金具や責め金具、大きな鐺が特徴だそうです。
刀身は無く、ツナギが入っていますので抜き差しの稽古は可能です。
私は他流の居合修行者ですが、抜いてみると、なるほど腕だけでは抜けるはずもなく、胸首肩肘腰股関節膝足首など、全身の関節を緩めるとスムーズに抜けました。納刀もまた然りでした。
これら体の使い方に、消える(相手に反応されない)動きのヒントが有るのかな、、などと色々想像し、古の達人の技に想い馳せてしまいました。
現代金具で、拵えを作れば15万円近くになります。
時代金具のフルセットでこのお値段であれば、お得だと思います。
全長132㎝と、とても長いので存在感も強く、飾り映えもします。
お稽古に、美術品としても良いのではないでしょうか。
お好きな方、宜しくお願い致します。
※ご希望の方には別途、刀身を拵えに合わせて作成も出来ますが、サイズが特注の為、なかなかのお値段になりそうです。ご相談いただければお見積もりいたします。(参考、赤松太郎打ち卸しで80万円です。)