国・時代
平成7年3月 越中 富山県
スペック
| 刃長 | 71.2㎝(2尺3寸5分) | 反り | 1.9 |
|---|---|---|---|
| 穴 | 1 | 刃文 | 直刃 |
| 元幅 | 35㎜ | 元重 | 7.3㎜ |
| 物打幅 | 29.5mm | 物打重 | 5.0mm |
| 横手幅 | 28.5mm | 横手重 | 4.8mm |
| 裸身 | 743g | 鞘払い | 1000g |
備考:
金具 ・鍔 86g 縦7.4㎝ ・横7.1㎝
・縁 4.0㎝ ・頭 3.8㎝ ・鐺 4.0㎝ 現代肥後竹象嵌4点揃い金具
鎺 ・72g 銀無垢庄内 ・柄長 8寸 24.3㎝ ・鞘 鮫斜め巻黒石目塗

平成7年3月 越中 富山県
| 刃長 | 71.2㎝(2尺3寸5分) | 反り | 1.9 |
|---|---|---|---|
| 穴 | 1 | 刃文 | 直刃 |
| 元幅 | 35㎜ | 元重 | 7.3㎜ |
| 物打幅 | 29.5mm | 物打重 | 5.0mm |
| 横手幅 | 28.5mm | 横手重 | 4.8mm |
| 裸身 | 743g | 鞘払い | 1000g |
備考:
金具 ・鍔 86g 縦7.4㎝ ・横7.1㎝
・縁 4.0㎝ ・頭 3.8㎝ ・鐺 4.0㎝ 現代肥後竹象嵌4点揃い金具
鎺 ・72g 銀無垢庄内 ・柄長 8寸 24.3㎝ ・鞘 鮫斜め巻黒石目塗
【販売済】【刃音4 試斬4.5 居合抜刀両用刀】 刀 銘 越中松倉 郷康光 【2尺3寸5分 71.2㎝ 抜身1000g・樋有り】 YKI-38 0万円
販売価格
0円(税込)
在庫
在庫切れ
| 状態評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 重心 3 |
先(切先) | やや先 | 中間 | やや手前 | 手前(鍔) |
| 斬り 4.5 |
竹斬り | 藁竹両様 | 藁斬り | 藁良斬り | 藁特良斬り |
| 刃音 4 |
樋なし | 音弱い | 音並 | 音良い | 音特良い |
| 鑑賞 4 |
要鑑賞研ぎ | 居合ヒケ、鍛傷、 錆有 | ヒケ、鍛傷、 うす錆有 | ほぼキレイ わずかに小ヒケ うす錆び少有り | >研ぎ上げ済 |
| 柄 4 |
要工作修理 白鞘 |
巻きほつれ有 | 使用可能 | 使用感有 | 新工作済 |
| 鞘 4 |
要工作修理 白鞘 |
ひび割れ少 | 塗り少傷 小へこみ有 |
鯉口内傷少有 | 新工作 |
■コメント
試斬抜刀稽古、居合道形稽古に両用で使えるお刀が入荷しました。
この手の特徴を持つ刀は注文打ちで作らないと中々お目にかかれません。
身幅広めで、重ねも居合刀より薄く、それでいてエッジの効いた樋彫りが入っております。
康光刀匠は本名 稗田康雄氏、備前長船竹下祐光刀匠の門下、昭和26年生まれ、新潟県魚津市在住でした。
天下の三名剣、藤四郎吉光、正宗、郷(江)義弘、の三名剣の一口である、郷義弘を目標としており、銘も越中松倉住 郷康光 と銘を切ります。
また、郷義弘が越中松倉に住んでいた地にまで移住して鍛刀されております。
本刀の姿は元身幅広く先身幅も広く、重ねは薄く試斬対応の姿。
地金は板目良く練れて詰み心、直刃調の刃紋は匂い立ち刃中良く働いております。
通常康光刀匠のお刀は地肌刃中の働きが多い郷写しの美術刀剣か、身幅先幅の差が付かない試斬特化のお刀を見かけますが、本刀にはさらに刃鳴りの良いエッジの効いた樋が入っており、樋をさらってみると形用のお刀よりも浅く、なるほど強度も両立され良く工夫されています。
形の演武から試斬演武へ、途中刀を変えずに一振りで演武されたい方等に良いと思います。
実は私も若かりし頃、樋の入ったお刀で試斬形両用で約8年ほど使用していました。
そう何振りも刀を所持出来なかった時代でしたので、当時は助かりました。
樋入りの刀は試斬能力が落ちると噂が有りますが、私の経験上、全く関係ありませんでした。もちろん地鉄と刃鋼の特性も有りますが、裁断性能は刃先から鎬までの距離と鎬の厚さ刃肉の付き方で決まります。
このお刀の藁(畳表)に対する裁断性能は高いです。
また、刃音も並の居合刀より出ていますので、形稽古も、試斬稽古も楽しく出来ると思います。
ご質問等お気軽に連絡ください。
宜しくお願い致します。
替え鞘、柄巻変更など、諸工作承りますのでご相談下さい。





































※スペックについては手計の為、多少の誤差があります。
※元幅はハバキのすぐ上を計測、物打は切先から約20cmで計測しています。斬りについては体配についての評価です。刀の状態によっては試斬研ぎを必要とする場合があります。(別途相談)
※状態評価については店主の主観です。状態を保証するものではありません。
※鍔の変更による重心移動、樋の深彫による音の改善、重量軽減、柄の変更、鞘塗、鑑賞研ぎ、居合研ぎ、試斬抜刀研ぎ等、各種ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。
