国・時代
美濃 室町
スペック
刃長 | 77.3㎝(2尺5寸5分登録証表記) | 反り | 3㎝(1分登録証表記) |
---|---|---|---|
穴 | 1 | 刃文 | 小互ノ目 |
元幅 | 33.7㎜ | 元重 | 7.5㎜ |
物打幅 | 25.1mm | 物打重 | 5.5mm |
横手幅 | 20.2mm | 横手重 | 4.2mm |
裸身 | 875g | 鞘払い | 1380g |
備考:切先長33mm
柄 8寸3分 25.3㎝ 縁4.0㎝ 頭部分3.5㎝
ハバキ 銀無垢ハバキ
付属 打ち刀拵え 貴重刀剣鑑定書
美濃 室町
刃長 | 77.3㎝(2尺5寸5分登録証表記) | 反り | 3㎝(1分登録証表記) |
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穴 | 1 | 刃文 | 小互ノ目 |
元幅 | 33.7㎜ | 元重 | 7.5㎜ |
物打幅 | 25.1mm | 物打重 | 5.5mm |
横手幅 | 20.2mm | 横手重 | 4.2mm |
裸身 | 875g | 鞘払い | 1380g |
備考:切先長33mm
柄 8寸3分 25.3㎝ 縁4.0㎝ 頭部分3.5㎝
ハバキ 銀無垢ハバキ
付属 打ち刀拵え 貴重刀剣鑑定書
【販売済】【古刀 長寸】 無銘 伝美濃千手院 拵え 貴重刀剣 鑑定付き 【2尺5寸5分 77.3㎝ 反り3㎝ 樋なし 1380g】 YK-29 本体価格0円
販売価格
0円(税込)
在庫
在庫切れ
状態評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
重心 2 |
先(切先) | やや先 | 中間 | やや手前 | 手前(鍔) |
斬り 2 |
竹斬り | 藁竹両様 | 藁斬り | 藁良斬り | 藁特良斬り |
刃音 1 |
樋なし | 音弱い | 音並 | 音良い | 音特良い |
鑑賞 2.5 |
要鑑賞研ぎ | ヒケ、鍛傷、 うす錆居合形稽古跡 有 | ヒケ、鍛傷少有 | ほぼキレイ | >研ぎ上げ済 |
柄 3.5 |
要工作修理 | 巻きほつれ有 | 使用可能 | 使用感有 | 新工作済 |
鞘 4 |
要工作修理 | ひび等修理跡有 使用可能 |
時代相応の塗り小傷有 | 小傷、小塗修理有り | 新規工作済 |
■コメント
室町期の豪壮なお刀(太刀)が入荷しました。
美濃千手院派は、平安末期より続く大和国千手院派が、南北朝期に美濃国赤坂に移住した一派です。
美濃国赤坂に住し鍛刀しましたので、赤坂千手院とも呼ばれています。
祖となる刀匠は、南北朝初期は貞和頃の国長と云われています。美濃千手院派は室町時代後期まで繁栄しました。
本刀を見て行きます。
姿は踏ん張り強く、また腰反り強くついた太刀姿です。
身幅も有り、重ねも厚く刃紋地肌等、総体的に見どころが多く、まだまだ充分に楽しむことの出来る一振りです。
地鉄は、板目肌に小板目交じり、所々に肌が現れます。
刃文は匂い出来です。互の目乱れを基本に、小互の目や小丁子入り刃縁に匂口柔らかくついています。
帽子は一枚風となり、やや深く小丸へと返ります。茎は錆色良く雅趣あふれ、古刀然とした迫力があります。
貴重刀剣鑑定書で「美濃千手院」に極められた、古雅な雰囲気を漂わせる刀です。
現状は古研ぎで、居合形稽古に使用された跡があります。
研いでしまうと、この長さですから20万円はかかりそうです。
まだまだ、鑑賞にも耐えれると思いますので現状の姿で出品致します。
元々は太刀として使われていたと思われますが、打ち刀拵えが付属しています。
鞘には稽古跡がないので、以前のオーナーが居合稽古に使っていたものと思われます。
柄にも使用感が有ります。
試斬稽古に使用する場合は抜刀研ぎを入れた方が良いと思います。(2万円、刃先に白研ぎで刃を付けます)
金具類はセンスの良い本歌時代金具が使用されています。
柄鮫接合部に剥がれが見られますが、柄の巻替え時に修理出来ます。
室町期古刀で2尺5寸5分のお刀は中々見かけません。
戦国期の侍がこのような豪刀をどのように使っていたのか、興味が湧いてきます。
如何でしょうか。
この出会いを大切に、宜しくお願い致します。
替鞘や鞘塗、柄巻、研磨などのカスタムもお気軽にご相談ください。
※スペックについては手計の為、多少の誤差があります。
※元幅はハバキのすぐ上を計測、物打は切先から約20cmで計測しています。斬りについては体配についての評価です。刀の状態によっては試斬研ぎを必要とする場合があります。(別途相談)
※状態評価については店主の主観です。状態を保証するものではありません。
※鍔の変更による重心移動、樋の深彫による音の改善、重量軽減、柄の変更、鞘塗、鑑賞研ぎ、居合研ぎ、試斬抜刀研ぎ等、各種ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。