言わずと知れた、我師匠の名店です。
令和4年刀剣はたや居合道事業部を引き継いで、独立開業させて頂きました。
日本刀剣販売処
肥前 江戸1781年天明頃
| 刃長 | 66.5㎝(2尺1寸9分) | 反り | 2.0㎝ |
|---|---|---|---|
| 穴 | 2個 | 刃文 | 直刃（物打ち小互の目有り） |
| 元幅 | 31㎜ | 元重 | 7.2㎜ |
| 物打幅 | 25mm | 物打重 | 4.8mm |
| 横手幅 | 21mm | 横手重 | 4.1mm |
| 裸身 | 651g | 鞘払い | 890g |
備考：樋、添え樋有り
・茎長 棟マチから18.5㎝ ・鞘 黒石目叩き塗り ・鍔 時代十文字透かし 81ｇ 7.7×7.0㎝
付属 打刀拵え ・柄25.5㎝ 8寸４分 ・縁40mm 現代肥後象嵌 ・頭35mm 現代肥後 ・目貫 現代二連馬図
【肥前刀】 刀 無銘 伝 六代肥前忠吉 保存会鑑定書付き 居合試斬,対応可能 【2尺1寸9分 66.5㎝ 穴2 鞘払890g・樋あり】 本体35万円 YK-26
販売価格
385,000円（税込）
在庫
1
| 状態評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 重心 2.5 |
先（切先） | やや先 | 中間 | やや手前 | 手前（鍔） |
| 斬り 2.5 |
竹斬り | 藁竹両様 | 藁斬り | 藁良斬り | 藁特良斬り |
| 刃音 3 |
樋なし | 音弱い | 音並 | 音良い | 音特良い |
| 鑑賞 3 |
要鑑賞研ぎ | ヒケ、鍛傷、 錆有 | ヒケ、鍛傷錆少有 | ほぼキレイ | >研ぎ上げ済 |
| 柄 5 |
要工作修理 | 巻きほつれ有 | 使用可能 | 使用感有 | 新工作状態 |
| 鞘 3.5（5） |
要工作修理 | 使用可能 | 塗り小傷有 | 鯉口内傷有 | 新工作済 （新作替鞘付き） |
■コメント
初代肥前国忠吉は誰もが知る有名刀工で鍋島藩お抱え鍛冶です。
藩命で上京埋忠明寿の弟子となり肥前国忠吉家9代続く基礎を作った江戸初期の日本を代表する名工です。
本六代目肥前国忠吉は橋本新左衛門。五代忠吉の次男です。江戸時代元文元年（1736年）（282年前）に生まれ寛政二年六月二十四日近江守を受領。
薩摩の奥元平や、伯耆守正幸等と同じ時代に活躍した鍋島藩藩工であり、肥前国忠吉家六代目当主になります。
本刀も地金は家伝の米糠肌良く鍛えられ地金が良く詰んで見事です。刃紋も家伝の直刃を基本焼いており、所々に小互の目が見られます。
現状刀身は曲がりもなく、柄もガタ付き有りません。
刀身には居合に少し使われたヒケや小錆びが見えますが、柄を巻き直してからは使用感が全くないので、未使用と思われます。
また試斬の跡も見えず、現状は髪の毛１本ほど刃引きされております。
居合にて使用の方は、オリジナルの叩き塗の鞘ではなく、新規の替え鞘が付属していますのでご使用ください。
現状樋が浅めですので、深堀加工も如何でしょうか。より軽量化して、重ねがあるので良い刃音になります。
試斬使用をお考えの方は刃付けを施せば即時使用可能です。
鎬重ねもあり、樋も浅いので耐久力も有ります。
下に参考工作代金を記しておきます。
各種相談お待ちしております。
工作参考
樋深堀6.6万円
抜刀用刃付け２万円
※スペックについては手計の為、多少の誤差があります。
※元幅はハバキのすぐ上を計測、物打は切先から約20cmで計測しています。斬りについては体配についての評価です。刀の状態によっては試斬研ぎを必要とする場合があります。（別途相談）
※状態評価については店主の主観です。状態を保証するものではありません。
※鍔の変更による重心移動、樋の深彫による音の改善、重量軽減、柄の変更、鞘塗、鑑賞研ぎ、居合研ぎ、試斬抜刀研ぎ等、各種ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。
