国・時代
備後 南北朝末~応永頃
スペック
刃長 | 61.8㎝(2尺3分5厘) | 反り | 1.2 |
---|---|---|---|
穴 | 4 | 刃文 | 直刃調小足入る |
元幅 | 27.3㎜ | 元重 | 7.2㎜ |
物打幅 | 22.2mm | 物打重 | 5.7mm |
横手幅 | 17mm | 横手重 | 4.5mm |
裸身 | 602g | 鞘払い | 710g |
備考:
茎長 棟マチから15㎝5寸弱
付属 打刀拵え 白鞘 全長約95.5㎝ 金鍍金祐乗ハバキ
付属:保存刀剣鑑定書
備後 南北朝末~応永頃
刃長 | 61.8㎝(2尺3分5厘) | 反り | 1.2 |
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穴 | 4 | 刃文 | 直刃調小足入る |
元幅 | 27.3㎜ | 元重 | 7.2㎜ |
物打幅 | 22.2mm | 物打重 | 5.7mm |
横手幅 | 17mm | 横手重 | 4.5mm |
裸身 | 602g | 鞘払い | 710g |
備考:
茎長 棟マチから15㎝5寸弱
付属 打刀拵え 白鞘 全長約95.5㎝ 金鍍金祐乗ハバキ
付属:保存刀剣鑑定書
【南北朝末期】 刀 無銘 伝 三原正信 古刀(保存刀剣鑑定書付) 拵え白鞘付き 【2尺0寸3分半 61.8㎝ 刀身602g・樋なし】 本体58万円 YK-25
販売価格
638,000円(税込)
在庫
1
状態評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
---|---|---|---|---|---|
重心 2 |
先(切先) | やや先 | 中間 | やや手前 | 手前(鍔) |
斬り 2 |
竹斬り | 藁竹両様 | 藁斬り | 藁良斬り | 藁特良斬り |
刃音 1 |
樋なし | 音弱い | 音並 | 音良い | 音特良い |
鑑賞 3.5 |
要鑑賞研ぎ | ヒケ、鍛傷、 錆有 | ヒケ、鍛傷、薄錆少有 | ほぼキレイ | >研ぎ上げ済 |
柄 4 |
要工作修理 | 巻きほつれ有 | 使用可能 | 使用感有 | 新規作成 |
鞘 4 |
要工作修理 | 使用可能 | 時代相応の塗り小傷有 | 鯉口内傷少有 塗美品 |
新規作成 |
■コメント
本作は約640年前のお刀になります。
三原は、鎌倉末期から室町期にかけて備後国三原の地に栄えた一派になります。
鎌倉末期正和頃の正家を祖とすると伝え、代表工には正家・正広を始め、正光・政清・正信・政広らがおります。
備後国には大和の諸大寺の荘園があったため、大和鍛冶が移り住んでおり作風は大和物の影響が出ています。正信は南北朝時代永和頃から明徳にかけての年紀作が存在しています。
鎌倉から南北朝期は古三原、室町が三原、室町末を末三原と区分され、本作は南北朝末期の作品でその特徴からも古三原と言えます。
さて、本刀ですが元先身幅差が付いて、大すり上げの為現在はやや腰反り付いて打刀の体配、切先は小さ目で当時の面影を残しています。
刃紋は一見おとなしめの匂出来中直刃に見えますが、仔細に見ていくと刃沸に絡んで二重刃や小足が入り、なるほどそう言う事かと、見所も有り鑑定眼のある方には納得して頂けると思います。
地金は板目良く練れて刃寄りと鎬地には柾がかった肌が見て取れます。鎬筋に沿って淡い映りも見て取れます。
茎の4個の目釘穴を見るに、いったい何人の腰に収まってきたのでしょうか。
とにかくとても気に入られ、何度も拵え直し南北朝期、室町戦国時代、江戸期や幕末も生き残ってきたのでしょう。
廃刀令後も第一次世界大戦、第二次世界大戦、関東大震災など天災をも退けて、侍遺伝子を持つ方達によって可愛いがられ、640年もの時を紡いできた強運のお刀です。
家宝としてお守り刀として保存されるのも良いかと思います。
きっと受け継いだご子孫の心に響くと思います。
無銘の三原正信は特別保存が付いて70万円から80万円プラス税で取引されています。
保存刀剣、拵え付きであれば、お求めやすいのではないでしょうか。
ご連絡お待ちしております。
※スペックについては手計の為、多少の誤差があります。
※元幅はハバキのすぐ上を計測、物打は切先から約20cmで計測しています。斬りについては体配についての評価です。刀の状態によっては試斬研ぎを必要とする場合があります。(別途相談)
※状態評価については店主の主観です。状態を保証するものではありません。
※鍔の変更による重心移動、樋の深彫による音の改善、重量軽減、柄の変更、鞘塗、鑑賞研ぎ、居合研ぎ、試斬抜刀研ぎ等、各種ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。