商品サイズ
飾付けサイズ 約 高さ50㎝ 横30㎝ 奥行40㎝付属品 兜飾り台
前立サイズ ①祓串 縦20㎝ 横12㎝
②大円月 縦53㎝ 横53㎝
送料合計 3500円 ②大円月前立は、別送になります。
北海道、沖縄、離島は別途ご相談ください。
コメント
吉祥目出度い兜が入荷しました。
この金漆塗りの頭型兜を見て、ピンと来た人は中々の歴史好きです。
徳川家康が(当時は松平元康)桶狭間の合戦で、着用していた、金陀美具足の頭型兜と同じ形です。
永禄3年(1560)5月に今川義元はの尾張に侵攻し、織田信長に桶狭間で敗れるのは、ご存じだと思います。
負けた今川方において、義元討ち死にを知った元康は、この期に乗じて岡崎城へ入ります。
実に11年ぶりの帰城となりました。
この岡崎城を拠点に、松平一族、家臣団を再集結させ、西三河を手中に収めこれを足掛かりに戦国乱世を渡り歩き、天下統一へと進んでいきました。
来年の大河ドラマの主人公は 徳川家康 です。
主人公の松本潤さんが金陀美具足を着用して、大活躍する事でしょう。
現在は静岡の久能山東照宮に実物があります。
この兜は当然、東照大権現様にあやかって、製作された一品だと思われます。
さて、兜鉢ですが越中頭型兜という形です。丈夫さと機能美を兼ね備えた兜で、(しころ)も動きやすい日根野型です。下部に反りが付いて肩に干渉しにくいのが特徴です。
吹き返しは珍しい擬宝珠(ぎぼし)型で朱塗りに山字紋、眉庇(まびさし)には見上げ皺と仁王眉が彩色で描かれており、半頬(はんぽう)にも頬皺があります。
金漆塗は状態も良く、派手ではない、落ち着いた渋い金色(こんじき)という感じです。
兜に剥がれはありません。のど輪下部中央に若干ヒビが見られますが全体に状態は良いと思います。
時代物なので、それ相応のスレや小傷はございます。
特徴的な前立ては、2種類付属しております。
1つ目は、祓串に輪違い紋、中央にオシドリの雌雄があります。
2つ目は大円月前立て、金箔貼りですが一部剥がれているのと、時代は昭和に塗り直していると思われます。
オリジナルは祓串輪違紋だと思われます。
この機会に、強運の金色兜は如何でしょうか。
ご連絡お待ちしております。